「ラブラドールレトリバーは、どこをお手入れしたらいいの?」
「被毛だけをお手入れすればいいんでしょ?」
こてから初めてラブラドールレトリバーを飼う飼い主さんは、お手入れするところや、お手入れの方法などを心配になる方が多いですね!
ラブラドールレトリバーは、抜け毛が多いですし、病気にもなりやすいので、日頃のお手入れは欠かせません。
ラブラドールレトリバーをこれから飼おうと思っている方は、前もってお手入れ方法を覚えておくようにしましょう!
ここでは、日頃からお手入れをしなくてはならないところや、そのお手入れ方法について3つご紹介します。
- 歯のお手入れ方法
- 被毛のお手入れ方法
- 耳のお手入れ方法
- 爪のお手いれ方法
歯のお手入れ方法
ここでは、歯のお手入れ方法をご紹介します。
人間もそうですが、歯のお手入れは大切なお手入れの1つになります。
ラブラドールレトリバーが虫歯や歯槽膿漏になっても治療ができません。
年を取ってご飯が食べられなくなってしまったら一大事です!
歯石がたまったりしますので、日頃から人間と同じく歯磨きをしましょう。
子犬の時から習慣付ければ、なんの苦も無く歯磨きをするようになります。
犬専用の歯磨き粉を使えば、なめたり飲んだりしても害はありません。
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ラブラドールレトリバーの被毛のお手入れ方法(年に2回の換毛期)
ここでは、ラブラドールレトリバーの被毛のお手入れをご紹介します。
ラブラドールレトリバーの被毛の特徴
ラブラドールレトリーバーは「ダブルコート」の犬種なので、抜け毛は多いです。
犬の毛の生え方には「ダブルコート」と「シングルコート」の2種類があります。
ダブルコートは、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の二層構造になっています。
オーバーコートは硬くて太く、紫外線などから皮膚を守る役割があります。
もう一つのアンダーコートは柔らかく、皮膚に密着するような形で生えており、寒さから身を守ってくれます。
ただ、寒い季節が終わるとこのアンダーコートはごっそりと抜けてしまいます。
寒さを防ぐために必要だった冬毛は、暖かな春を迎えるころに、夏毛へと生え変わります。
さらに、気温が落ち着き始める秋頃になると、今度は再び冬毛に生え変わるので、またも抜け毛が多くなります
基本はていねいなブラッシング
ブラッシングのタイミングですが、お散歩から帰ってきて、お家の中に入る前に行うとお家の中の掃除も楽になりますね(*^^*)
お散歩でダニが付いている可能性もありますので、お散歩から帰って来たらブラッシングをする癖を付けておくと良いですね。
普段は1日1回のブラッシングをラバーブラシで行います。
ラバーブラシで毛を逆立てるようにブラッシングをして、その後、毛並みに沿うようにブラッシングしてください。
また、春と秋の換毛期には、1日2回のブラッシングをオススメします。
朝晩のお散歩から帰ってきてから、スリッカーブラシでアンダーコートをしっかりと取るため、深めにブラッシングをしてください。
全身しっかりとスリッカーブラシでブラッシングをしたら、その後ラバーブラシでブラッシングをすると、再度オーバーコートが抜けて綺麗になりますよ(*^^*)
ラバーブラシ
ブラッシングをしながらマッサージ効果が期待できてペットに心地いいブラシです。
ソフトな優しい感触で、抜け毛や皮脂、フケを効果的に取り除き、皮膚が敏感なラブラドールレトリバーに最適です。
スリッカーブラシ
短毛種用ステンレススチール刃がラブラドールレトリバーの短いトップコートの下にあるアンダーコートと抜け毛を安全に取り除きます。
春と秋の換毛期には必需品ですよ(*^^*)
月に1~2回のシャンプー
また、ラブラドールレトリバーは短毛なので頻繁なシャンプーはいりません。
ただ、シャンプーによって皮膚の清潔が保たれたり、抜け毛対策に繋がったり。
そのため、月に1~2回の間隔でシャンプーをしてあげましょう。
シャンプーするときは、ぬるめのシャワーを用い、水圧を低くして足先からゆっくり洗っていきます。
洗う順番は、足→おしり→体→頭の順がオーソドックスです。
また、シャンプー後は自然乾燥ではなくしっかり乾かすことが大事です。
湿ったままの被毛は、雑菌が繁殖する原因にもなります。
皮膚の健康のためには、正しく丁寧なお手入れを心がけてくださいね。
ラブラドールレトリバーの耳のお手入れ方法
ラブラドールレトリバーは、外耳炎が起きやすい犬種です。
ここでは、耳のお手入れ方法をご紹介します。
耳の掃除とは、耳を見て黒くなった部分を拭き取ることです。
耳掃除のタイミングは、週に1回くらいは掃除してあげてください。
耳垢や汚れを放置しておくと、後ろ足で耳をカキカキして爪で引っかきます。
炎症をおこすと外耳炎になる可能性がありますので注意が必要ですよ。
日頃から耳のお手入れは欠かせませんね。
耳掃除に使用するグッズ
耳掃除をする際に用意するグッズは、ウェットティッシュや市販の耳掃除シートだけで十分です。
乾拭き用の脱脂綿やコットンがあればベターでしょう。
耳掃除の仕方は、ティッシュやシートを指先に巻き付け、見える範囲を軽く拭き取ってあげます。
ゴシゴシと強くこすると小さな傷ができて炎症の原因になってしまいますので軽くで構いません。
耳掃除をする際、綿棒や耳かきは用いないようにしてください。
犬が動いた時に鼓膜を傷つけてしまう危険性があると同時に、局所的な圧力が強すぎて皮膚の表面に小さな傷を作ってしまう可能性があります。
両方の耳掃除が終わったら軽くなでたりほめたりします。
これは掃除自体が気持ちいい体験であると犬に感じてもらうためです。
耳を強く引っ張ったり綿棒を強引に耳の中に突っ込んだりすると、次回から逃げていってしまうかもしれません!
耳掃除を行うときは注意してくださいね。
ラブラドールレトリバーの爪のお手入れ方法
続いてここでは、爪のお手入れ方法をお伝えします。
ラブラドールレトリバーの爪切りは1度に深く切らず、角度を変えながら、爪の中を走る血管の手前まで少しずつ丸く切っていきます。
イエローのラブラドールの爪は血管がピンク色でわかりやすいですが、黒ラブの場合、爪が黒いので爪の中の血管が見えづらいです。
黒い爪の場合、切り始めは爪の断面が白く乾燥しています。
少しずつ切り進めると断面のパサつきがなくなり、中央が湿って柔らかくなります。
それ以上先は血管なので切るのをやめましょう。
血管を切ると、出血をしてラブラドールレトリバーも痛がりますので注意が必要です。
地面に接している爪は、散歩中に地面で削られてしまうので、あまり爪切りは必要ではありません。
ただし、地面に接しない5本目の爪「狼爪(ろうそ)」は、普段の生活で削れることが無いので、切ってあげる必要があります。
爪を切った後は、やすりで削ってくださいね(*^^*)
爪切りに使用するグッズ
爪切りバサミ
爪切りは、ギロチンタイプのものをオススメします。
グリップを握ると刃が出てくるタイプの爪切りです。
切る位置を固定することができるため、ペンチタイプよりも使いやすいです。
切り方は、ハンドルの動かない側(まっすぐな部分)を親指で、動く側(カーブしている部分)を4本の指で持ちます。
ギロチンタイプ爪切りは、カッターが動く部分と動かない部分と2枚になっています。
カッターの動かない部分が愛犬に接するため、誤って皮膚を傷つけたりすることを防ぎますよ。
爪やすり
爪を切った後は、爪やすりを使って切った爪が滑らかになるように角をとります。
切りっぱなしだと、愛犬が体を爪でかくときに皮膚を傷つけてしまう可能性があります。
私たちも、引っかかれると痛いですよね。
爪を切った後のお手入れとして1つは持っておきましょう。
【まとめ】ラブラドールレトリバーの日頃のお手入れ
ここでは、ラブラドールレトリバーの日頃のお手入れするところや、その方法についてお伝えしました。
被毛のお手入れ、耳のお手入れ、爪のお手入れは、ラブラドールレトリバーの大切なケアであり定期的に永続的に行う必要があります。
注意深く行えば、決して難しい作業ではありません。
もしも不安を感じる場合は、ペットサロンや動物病院などのプロにお願いするという手もあります。
ペットサロンや動物病院では、シャンプー、耳のお手入れ、爪切り全てをやってくれますよ(*^^*)
これからラブラドールレトリバーを飼うときは、お手入れ方法を前もって理解したうえで、毎日のケアを徹底してくださいね!