共働きや一人暮らしとなると、必然的に家を空ける時間が多くなるので、犬を飼いたくても飼えないという方は多いです。
ラブラドールレトリバーを家族の一員として迎え入れる場合は、人と暮らす上で、ある程度留守番ができるようにしつけておくことが大切です。
犬に留守番をさせるときのポイントや留守番に向いている犬種を知っておけば、共働きであっても、一人暮らしであっても犬がいる生活を実現することができますよ(*^^*)
ここでは、共稼ぎや一人暮らしで、ラブラドールレトリバーを飼う4つのポイントについてお伝えします。
- お留守番は何時間が限界?
- お留守番のトレーニング
- お留守番が出来る環境作り
- 夏のお留守番は要注意
飼い主さんが、このような事に気を付けながらラブラドールレトリバーにお留守番をしてもらいましょう。
ラブラドールレトリバーのお留守番は何時間が限界?
これはその犬の性格にもよるので、「何時間なら大丈夫」という明確な基準はありません。
まずは自分の飼っている犬がどのような性格なのか、しっかり見極めて判断する必要があります。
お留守番の目安は10時間
どのくらいの時間お留守番できるかは、そのラブラドールレトリバーの性格や年齢などの個体差があるので一概に何時間くらいとは言い切れません。
日中仕事で家を空けているラブラドールレトリバーであれば、9~10時間くらいはお留守番ができる可能性があります。
ただし、子犬の場合は9~10時間のお留守番をさせることをオススメできません。
なぜならトイレのしつけが、まだだからです。
子犬はしつけを行ううえで大切な時期。
いい生活習慣を身につけさせるためにも、目の届かない留守番の時間は極力短くするのが好ましいですよ。
お留守番のトレーニング
ラブラドールレトリバーをお留守番させるときは、上手にお留守番をしてもらうためのトレーニングを行いましょう。
どんな犬も、はじめから上手に留守番ができるわけではありません。
上手にお留守番をしてもらうためには、前もって、留守番のトレーニングを行うことが大切です。
ラブラドールレトリバーをお留守番させる場合、いきなり長時間家を空けるのではなく、まずは短時間から慣らし、問題ないようであれば徐々に時間を伸ばしていきましょう。
お留守番のトレーニングは下記の3つをお伝えします。
- あきらめてもらう
- 飼い主さんもトレーニング
- 分離不安症には気を付けて!
ゆっくりとトレーニングしていってくださいね(*^^*)
あきらめてもらう
ラブラドールレトリバーは、人と一緒に行動をしたいタイプの犬種です。
そのため、ひとりにされると寂しくなって「キュンキュン」と鳴いてしまうことがあります。
「ラブラドールレトリバーが、キュンキュン」鳴いてさびしさをアピールしなくなるのは、自分の思いが伝わらないと知って「あきらめた」から。
「あきらめる」と聞くと、ネガティブなイメージを抱くかもしれません。
ラブラドールレトリバーは、「アピールしても通じない」と学習して「飼い主さんに頼ってばかりじゃなくて、ひとりでなにかをしようっと」と発想が転換できたのと、「あきらめる」という選択肢があることを知ったのです。
ラブラドールレトリバーが、「あきらめる」ことができるようになるのは、決してネガティブではなく、むしろポジティブなことと言えるでしょう。
飼い主さんもトレーニング
ラブラドールレトリバーを上手にお留守番させるためには、飼い主のあなたもトレーニングが必要です。
愛犬が、キュンキュン鳴いた場合は、目を合わせたり駆けつけたり抱き上げたりしないこと。
子犬を迎えてすぐであれば、ラブラドールレトリバーのために1日のうち数時間は無理にでも飼い主さんが用事を作って留守をするのがオススメです。
イタズラ盛りの子犬には、安全基地とも言えるクレート内や、あるいはクレートを置いたゲージ内に入っておいてもらいましょう。
夜間はサークルなどでひとり寝をさせて、キュンキュン鳴いてもそのうち「あきらめる」と信じてください。
実際に、数分~30分以内に鳴きやむケースがほとんどです。
可愛いラブラドールレトリバーだと思いますが、お留守番させるためにも心を鬼にしてくださいね(*^^*)
ぜんぜん分からないから、教えてね~少しずつ覚えるよ!
分離不安症には気を付けて!
ラブラドールレトリバーの分離不安症とは、犬が飼い主など愛着を持っている人と離れてしまうときに生じる、苦痛を伴ったストレス反応のことです。
犬は本来、群れで生活する生き物です。
そのため、一人で生活することが嫌いであり、凄いストレスを感じてしまい不安になってします。
症状としては、吠える、物を壊す、さまざまなところで排泄をする、自分の足やしっぽを噛む等の症状が出てきます。
分離不安症にさせないための対策として、ラブラドールレトリバーが不安にならないようにテレビやラジオを付けておくのも良い方法です。
ラブラドールレトリバーが分離不安症にならないためにも、ゆっくりとトレーニングをしていきましょう。
その他に、お留守番をさせる前にお散歩やボール投げをしたりしてラブラドールレトリバーの体力を使うように心がけてくださいね。
そうすればある程度の時間は、ぐっすりと寝ていますよ(*^^*)
ラブラドールレトリバーがお留守番出来る環境づくり
お留守番の間、ラブラドールレトリバーが快適に過ごせていたら飼い主としても安心して家を空けることができますよね。
事故なく安心に過ごせるように、留守中の環境は、快適さと安全面との両面から考えなくてはいけません。
ここでは、お留守番の出来る環境づくり3つをお伝えします。
- 室内の安全性
- ゲージの利用
- 室内の温度、湿度管理
それぞれのポイントを解説していきますね。
室内の安全性
ラブラドールレトリバーが届く場所に、テレビのリモコンや小物などのイタズラや誤飲誤食につながるものを置かないようにすることが安全面で最も大切なことです。
その他、有害な成分を含んだ観葉植物や、意外なところにあるコンセントプラグなどにも注意が必要です。
今までは、何でもなかったものでも突然興味を示して口に入れることもあります。
ラブラドールレトリバーを飼う場合は、届く所に物を置かなことをしたり、コンセントなどは家具で隠したり、室内の安全性を高める意識を持ちましょう。
ゲージの利用
お留守番をさせるときは、ゲージの中に入っていてもらうことをオススメします。
ゲージに入ると、ラブラドールレトリバーにとっては窮屈な印象を持つかもしれませんが、犬は狭いところを好む性質があるので、広い家の中にポツンと置かれてしまうよりも、ケージの中にいる方が安心して過ごせます。
ゲージはラブラドールレトリバーの体格にあわせ、広めのものを用意してくださいね。
そのゲージの中には、トイレやベッドと水、お気に入りのおもちゃなどを入れて置くことがベストです。
おもちゃは、誤飲しないものを選んでくださいね(*^^*)
オススメのゲージとおもちゃ
ゲージ
このゲージは、成犬になっても大きさが十分にありますし、重さもありますので丈夫で長持ちしますよ!(*^^*)
ラブラドルレトリバーのケージの選び方等をご紹介していますので、参考にしてみてください。
【必見!】ラブラドールレトリバーはケージが必要?ケージの選び方とオススメ5選!おもちゃ
このおもちゃは、ゴムで出来ていますので壊れにくいので、安心して遊ぶことができますよ(*^^*)
ラブラドルレトリバーのおもちゃの選び方等をご紹介していますので、参考にしてみてください。
ラブラドールレトリバーは破壊王!長持ちするおもちゃ【タイプ別3選!!】室内の温度、湿度管理
ラブラドールレトリバーが快適にお留守番できるように、室内の温度、湿度管理をすることも大切です。
推奨する温度は約22~25℃、湿度は50%前後です。
季節によっては、エアコンを使いつつ調整していくことをオススメします。
寒い時期は、日の入る場所にゲージを置き、ブランケットなどを用意してあげると快適に過ごすことが出来ます。
以上のように、ラブラドールレトリバーが安全で快適に過ごすことができるように、環境を整えることが大切になります。
夏のお留守番は要注意
ラブラドルレトリバーにお留守番をさせるときは、ラブラドールレトリバーが安全で快適に過ごすために注意すべきことがいくつかありますが、夏のお留守番には特に注意が必要です。
なぜかというと、夏は熱中症の危険があるからです。
熱中症というと屋外で起こる印象があるかもしれませんが、室内でも起こります。
全身で汗をかけない犬は人よりも熱中症を発症しやすく、また一旦発症すると進行が早く、処置が送れると死に至ることも…。
飼い主さんが帰宅したら、お留守番していた愛犬がぐったりしていたというケースも少なくなありません。
これから、夏のお留守番で気を付けなくてはいけない3つのポイントをご紹介します。
- 室内の温度、湿度管理
- ゲージの場所の設定
- 新鮮な水の設置
1つ1つ解説していきますね。
室内の温度、湿度管理
お留守番のできる環境づくりでもお伝えしましたが、特に夏の室内の温度、湿度管理は熱中症対策の重要なポイントになります。
ラブラドールレトリバーにお留守番させるときは戸締りをして出かけるため、室内は高温多湿の環境になりやすく、エアコンで温度・湿度管理をしなければ部屋は蒸し風呂のような状態となり、犬は熱中症になってしまいます。
愛犬だけのためにエアコンをつけて出かけるのは電気代がもったいないと思う飼い主さんもいるかもしれませんが、可愛いラブラドールレトリバーの健康や命には代えられません。
夏にお留守番をさせるときは、室温26℃前後、湿度50%程度を目安に、エアコンをつけて出かけましょう。
ゲージの場所の設定
ゲージを置く場所は、なるべく家族と一緒にいれるリビングをオススメします。
家族のいるリビングに設置することで、犬は安心して休息することができます。
また、留守時であっても安心して過ごすことができるでしょう。
ただし、犬用ベッドやゲージなどの寝床を日当たりのいい場所やエアコンの冷風が直接当たる場所に置くのはやめましょう。
窓辺などの日当たりのいい場所は、エアコンをつけていても高温になりやすく、熱中症のリスクが高まります。
また、エアコンの冷風が直接当たる場所は犬の体が冷え過ぎて、下痢などの体調不良につながりやすいです。
夏場はお留守番のときに限らず、愛犬の寝床を日当たりのいい場所や冷風が直接当たる場所に置くのは避けましょう。
ラブラドールレトリバーは、冬の寒さには強い犬種なので、冬場も夏の場と同じように日当たりがいい場所は避けてください。
ぼく、暑いのが苦手なんだ…
新鮮な水の設置
ラブラドールレトリバーのお留守番中、飲み水は何カ所か用意してあげる必要もあります。
1カ所のみだと、飲み干したりこぼしたりした場合、体の水分が不足して脱水症状や熱中症になってしまうかもしれません。
お留守番中も十分な水分補給ができるように、飲み水は2カ所以上用意しましょう。
夏は水が腐りやすいので、出かける前に新鮮な水に替えて、日の当たらない場所に置くこともオススメします。
夏場は愛犬が熱中症にならないように、十分気をつけなければいけませんが、お留守番をさせるときも気を抜かないようにしましょう。
飼い主さんの目が届かない状態になるからこそ、ご紹介したようなことに注意をして、お留守番中もしっかり可愛いラブラドールレトリバーを熱中症から守ってあげてくださいね(*^^*)
ラブラドールレトリバーの熱中症の症状や対策について紹介しています、参考にしてみてください。
ラブラドールレトリバーの夏バテや熱中症にご用心!症状や対策を紹介!【まとめ】ラブラドールレトリバーのお留守番は大丈夫?
お留守番をしているラブラドールレトリバーが安全で心身ともに落ち着いていられると思えば、飼い主さんも安心して外出できます。
そのためにも、お留守番のトレーニングは不可欠です。
ここのところ、夏は35℃を超える猛暑日が各地でていますので、夏のお留守番には細心の注意をしてください。
最近では、ペット用の見守りカメラもあります。
外出先でペットの様子を確認できるペットカメラは、長時間のお留守番が必要な際に心強いアイテムです。
ゲージやサークルから出して、室内でフリーに過ごさせている場合は、首振り機能の付いたカメラが便利です。遠隔操作で首振りができるものと、動作検知センサーで動くものを追尾する機能を備えたものがあります。
ペットカメラに映ったおもしろ映像が、SNSで紹介されることもありますが、愛犬の知られざる一面を見ることも楽しみの一つになりそうですよね(*^^*)
ペットカメラ
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