30年以上ラブラドールレトリバーのブリーダーをやっています。
ここでは、初めてラブラドールレトリバーを飼う方に知っておいてもらいたい事を解説しています。
これからラブラドールレトリバーを飼おうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ラブラドールレトリバーは警察犬や盲導犬になる頭の良い犬種です。
そのため、人なつっこく飼い主に忠実な犬です。
ただ、子犬の時はやんちゃな所がたくさんあります。
頭の良い犬でも飼い方をまちがえると大変なことになってしまうんです。
例えば、お散歩中に他の犬を見ると吠えたり飛び掛かってしまったり、お客さんが来た時に敵意丸出しで吠えたりなど…
可愛いラブラドールレトリバーを飼うときは、楽しみながら育てていくことが大切ですよ(*^^*)
ここでは、ラブラドールレトリバーの飼い方について徹底解説していきます。
ラブラドールレトリバーの性格・体格
まずはラブラドールレトリバーの性格と体格についてお伝えしていきます。
ラブラドールレトリバーの性格はかしこく忍耐強いです。
身体的特徴は、体格が大きくてがっしりとしていてたくましい筋肉がついています。
胴は短いですが幅広く、バランスの良い体つきをしています。
以下では、さらに詳しい性格と体格についてお伝えしていきますね!
性格
ラブラドールレトリバーおだやかで優しい性格をしています。
また、とにかく人なつっこく人間が大好き!
飼い主の言う事をよく聞く賢い犬種なんです。
ただ子犬~3歳くらいまではやんちゃ坊主なので注意してください。
いたずらなどは、大型犬なのでやることが小型犬とはけた外れに違います。
例えばソファーなどを噛んでボロボロにしてしまったり、網戸を突き破って外に飛び出してしまったりなど、とにかくやることが派手なんです。
また、ラブラドールレトリバーは泳いだり走ったりすることが大好きな子が多いです。
ラブラドールレトリバーは人間と遊ぶのが大好きです。
ボール遊びなどしていっぱい遊んであげてくださいね。
体重・体格
続いてはラブラドールレトリバーの体重と体格についてです。
標準体重と体格は下記のようになります。
- 男の子:平均体重…30~35㎏/体格…60cm前後
- 女の子:平均体重…25~32㎏/体格…55cm前後
ラブラドールレトリバーは食いしん坊なので太りすぎにはじゅうぶんに注意してください。
ダイエットは犬も飼い主も大変ですよ!
僕は、食いしん坊なんですよ~
毛色
ラブラドールレトリバーには三色の毛色があります。
- イエロー
- ブラック
- チョコレート
ラブラドールレトリバーは、各毛色によって少しずつ性格が違うといわれています。
以下では、毛色別でラブラドールレトリバーの性格を紹介していきますね(*^^*)
イエロー
ラブラドールレトリバーでよく見かけるのが「イエロー」の毛色。
イエローと言っても、白っぽい毛色から茶色が濃い毛色までさらに細かい毛色に分かれています。
イエローの毛色は盲導犬などになれる子が多く、おとなしい性格が多いと言われます。
ブラック
ブラックのラブラドールレトリバーは、日本では「黒ラブ」と言われていて代表的な毛色です。
ブラックのラブラドールレトリバーは、活発な性格が多いと言われています。
難点は、写真うつりがいまいちなところでしょうか?(笑)
ブラックのラブラドールレトリバーも黒くてカッコイイので人気の高い毛色です。
チョコレート
チョコレートのような茶色から黒に近いこげ茶色をしたラブラドールレトリバーもいます。
性格はブラックと同じか、それ以上に活発な性格が多いと言われいます。
イエローやブラックに比べて頭数が少なめです。
元アメリカ大統領「ビル・クリントン」がチョコレート色のラブラドールレトリバーを飼っていました。
ラブラドールレトリバーは、子犬の時からしつけはきちんと行おう!
ラブラドールレトリバーは成犬になると平均的に体重が30kg、体高が55cmくらいになります。
犬の成長は早いので、1年間で成犬と同じくらいの体重・体格になってしまいます。。
ラブラドールレトリバーのしつけは、大きくなってからのしつけは大変なので子犬の時から始める事をおすすめします。
ラブラドールレトリバーは子犬でも頭が良いので、しつけも1週間くらいで覚えてくれます。
また、しつけは食事やお散歩の時に教えてあげると楽しく教えられる事が多いです。
最低限、「おすわり」「まて」「よし」など気持ちがおさえられるしつけは必要ですよ!
どの犬種でも同じことが言えますが、飼い主がリーダーであることをわからせなければいけません。
なぜなら、関係が出来ていないとワガママになり手に負えない猛犬になってしまうこともあるからです。
以下では、食事中と散歩の時のしつけ方法について具体的な方法をまとめています。
食事の時のしつけ
食事をあたえる前には、「おすわり」「まて」「よし」などのしつけをします。
食事をあげる前に「おすわり」をさせて「まて」の指示をだします。
その動作が出来たら「よし」と言って食事をさせます。
遊び食いくせをさせないために、食事が終わったらすぐにお皿を片付けましょう。
また、中には食事中に食べ物を取られると思い噛みつくような子もいます。
そうさせないためにも、慣れて来たら食事中に手を入れて噛みつかないようにしつけをすることも必要です。
食事の時のしつけは、犬の衝動性をコントロールして問題行動を防止するうえでもっとも重要です。
お散歩の時のしつけ
続いてはお散歩の時しつけの方法です。
ラブラドールレトリバーは、大型犬ですので引っ張る力が強く、お散歩中に引っ張らないしつけをすることが必要です。
散歩中のしつけも大きくなってからでは大変なので子犬の時からしつけましょう。
しつけ方法としては、強く引いたら止まって動かなくする。
行く方向を変えたりして思いどおりにはさせない。
また強く引っ張らなくなったら、しっかりとほめてあげましょう!。
そうすることで、お散歩中に引っ張って言う事をきかないラブラドールレトリバーにはならないですよ。
散歩の時に必ず必要になる首輪やハーネスの選び方のご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
ラブラドールレトリバーの子犬の首輪はいつから使うの?愛犬にあった首輪の種類と付け方!ラブラドールレトリバーは外と室内で飼うべき?
日本では昔から外で飼っている方が多いと思いますが、ラブラドールレトリバーは室内飼いをおすすめします。
実はラブラドールレトリバーを室内で飼う事には、たくさんのメリットがあるんです。
ラブラドールは飼い主が大好きですが、その反面すごくさみしがり屋です。
そのため室内で飼うことで、いつも一緒の時間を過ごすことができ、ラブラドールレトリバーのストレスを軽くすることが出来るでしょう。
また、室内で飼うことで接する時間が増えますので、愛犬のちょっとした変化にも敏感になれます。
その変化にいち早く気づく事により、ケガや病気の早期発見、早期治療が可能になりますよ。
またラブラドールは、暑い夏に弱いので外で飼ってしまうと熱中症になる危険性があります。
さらに、外で飼うことで害虫やウイルスといった脅威にさらされやすい事や、肉体的・精神的にストレスを受けやすくなってしまうんです。
外で飼ってしまうと、飼い主の目が届きにくいのでケガや病気などの変化が見過ごされがちです。
一方、室内で飼っていれば、エアコンで温度の調節も可能なので熱中症の危険性を減らすことができます。
また、害虫やウイルスにさらされる危険性もかなり低くなりますよ。
このように、外飼いでは室内飼いと比べて多くのデメリットがあります。
室内飼いのメリットが多いのに比べて、外飼いにはデメリットしかありませんので室内飼いをおすすめします。
ラブラドールレトリバーの子犬を迎える時に準備するもの
続いてはラブラドールレトリバーの子犬を迎え入れるための準備についてお話していきます。
ラブラドールレトリバーの子犬を迎えるときは、以下のものをそろえておくようにしてください。
- ゲージ
- トイレ・トイレシート
- 食器
- おもちゃ
そのほかのグッズは、子犬を迎えた後に少しずつ揃えていけば問題ありません。
「必要かな?」と感じたらその都度購入していきましょう(*^^*)
子犬の場合ワクチンを3回接種したら外へのお散歩が出来ますので、その時は首輪・リードが必要になります。
以下では、ラブラドールレトリバーの子犬を向かい入れた時、一番必要なものについてさらに詳しくお伝えしています。
ラブラドールレトリバーの子犬を初めて飼う方に、準備する物の紹介をしていますので、参考にしてみてください。
【必見!】初めてラブラドールレトリバーの子犬を飼うため準備するもの7選!ゲージ
ラブラドールレトリバーの子犬を迎え入れるときに必要なのはゲージです。
ゲージは、成犬になっても寝場所やトイレの場所になります。
そのため、成犬になっても使える様な大きな物を用意しましょう。
出来ればトイレを置く場所には仕切りなどが付いた物をおすすめしますよ。
ラブラドールレトリバーのケージの必要性、選び方、オススメのケージをご紹介していますので、参考にしてみてください。
【必見!】ラブラドールレトリバーはケージが必要?ケージの選び方とオススメ5選!トイレ・トイレシート
ラブラドールレトリバーは大型犬なので、トイレやトイレシートは特大の新聞紙1枚くらいの大きさの物を用意してください。
ラブラドールレトリバーのトイレ・トイレシーツは成犬になっても使用できるように、体の大きさより少し大きいものを用意してください。
食器など…
毎日の食事に必要な食器の準備も忘れないようにしましょう。
食器は中サイズのものを用意してください。
あまり大きな食器でたくさんのご飯をあげると太ってしまいます。
また、食べる時に食器が動いてしまうとラブラドールレトリバーにとっては、食べにくく感じてしまいます。
さらに低い場所で食事をさせるのもラブラドールレトリバーにとっては食べにくいので、私の家では食器を安定させる台座を用意しています。
これは百均で買った植木鉢用の台座です。
この台座に犬用の食器を乗せると安定しますし、高さもあって食べやすいですよ(*^^*)
おすすめなのでぜひ試してくださいね!
おもちゃ
ラブラドールレトリバーの赤ちゃんを迎え入れるときは、おもちゃも用意しておくようにしてください。
おもちゃはどんなものでも良いのですが、お腹を押すと鳴るおもちゃだと興味を引いて遊んでくれます。
ラブラドールレトリバーのおもちゃも、ぬいぐるみだと噛んで直ぐに壊れてしまいます。
おすすめはゴムで出来ていて音が鳴るおもちゃです(*^^*)
ラブラドールレトリバーのおもちゃのご紹介をしていますので、参考にしてみてください。
ラブラドールレトリバーは破壊王!長持ちするおもちゃ【タイプ別3選!!】ラブラドールレトリバーの食事の量と回数はどれくらい?
続いてここでは、ラブラドールレトリバーの食事の量と回数についてお伝えします。
ラブラドールレトリバーは成犬の場合には1日2回の食事が必要ですが、子犬は食事回数が1日4回になります。
食事回数の目安
- 生後2ヶ月~5ヶ月…1日4回
- 生後5か月~7ヶ月…1日3回
- 生後8か月以上…1日2回
ドッグフードに記載されている量の1/4を1回にあげてもらえれば問題ありません。
ただ、子犬によってその量が合っているとは限りません。
適切な食事量は、フンの硬さで判断することも可能です。
判断基準としては、ティッシュでフンが取れるくらいがちょうど良いです。
フンが柔らかすぎの場合は食べすぎ。
フンがコロコロしている場合は、もう少し量を増やした方が良いですよ(*^^*)
食事量と食事回数は、それぞれの子犬によって違いがあります。
その子犬に合わせて変えてあげてください。
ラブラドールレトリバーのドッグフードのご紹介をしていますので、参考にしてみてください。
ラブラドールレトリバーの健康を考えたドッグフードのおすすめ6選!ラブラドールレトリバーのお散歩時間はどれくらい?
これからラブラドールレトリバーを飼おうと思っている方の中には「お散歩はどのくらい必要なのか」気になる方もいるはず。
ラブラドールレトリバーは見た目以上に活発な子が多いので、お散歩は大切な日課になります。
子犬の時は1回15~30分程度を朝晩で1日2回。
成犬になった場合は、1回30~60分を朝晩で1日2回行うようにしてください。
その他、ドッグランに行ったり犬も入れる公園に行ってボール遊びをしたるすることをおすすめします!
ラブラドールは飼い主さんと遊ぶのが大好きです。
ぼく遊ぶの大好きなんだ~いっぱい遊んでね!
遊ぶことにより、飼い主さんとのコミュニケーションが取れ信頼にもつながります。
毎日の運動量が少ないと肥満になって、肥満からくる病気にもかかやすくなってしまいます。
肥満にさせないためにも、時間が取れた時には、たくさん遊んであげて下さい。
毎日の運動量が少ないと肥満になって、肥満からくる病気にもかかりやすくなってしまいます。
必要なお手入れは?
ラブラドールは短毛であまりお手入れは必要じゃ無いと思われがちです。
ただ、これは間違いなんです。
ラブラドールレトリバーを飼い始めたら、毎日のブラッシングは必ずしてください。
この犬種は「ダブルコート」という毛質で太い毛の下に細い毛が密集しています。
特に毛が抜け変わる「初夏」「晩秋」には大量の毛が抜けます。
そのため、その時はスリッカーブラシ等で毎日のブラッシングをしてください。
また、シャンプーは1~2か月に1回の程度ですることをおすすめします。
シャンプーをすることで余分な脂分を落としてしまう事になりますが、汚れによっては皮膚炎などを発症する可能性があります。
そのため適度にシャンプーをし、綺麗な毛を保つようにしてくださいね(*^^*)
【まとめ】可愛いラブラドールレトリバーの飼い方・性格や体格について
ここでは、ラブラドールレトリバーの飼い方について徹底解説をしました。
ラブラドールレトリバーの飼い方やしつけ方法、準備するものについては理解が深まりましたでしょうか?(*^^*)
ラブラドールレトリバーはとても賢い大型犬です。
しかし3歳くらいまではとてもやんちゃな犬種でもあります。
ラブラドールレトリバーを飼うときは、性格や飼い方をある程度理解したうえで迎え入れる準備をしましょう。
迎え入れるラブラドールレトリバーを家族の一員として、しつけや食事、運動などに気を配りながら楽しく生活が送れるように心がけてくださいね(*^^*)
この記事で紹介した商品はこちら
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とても頑丈なペットサークルで、十分なおおきさもあり、重さも29㎏と大変重いのでズレにくいでし、また「ゲート」や「仕切り」としても使うことができ、1台で何役もこなしてくれるすぐれもの。
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十分な大きさがるトイレですので、成犬になってもはみ出すこと用をたしてくれます。
Phoenix 大型犬 フードボウル スタンド 高さ約30cm ステンレス製 えさ入れ お水入れ ブラック
お水用とご飯用の食器があり、高さが30㎝ありますので、無理な格好での食事をしなくてもすみます。
犬 噛むおもちゃ 音の出る 犬 歯ブラシおもちゃ 中・大型犬(9-35Kg)に適した知育玩具 /口腔洗浄の改善に使用される天然ゴムの
このおもちゃは天然ゴムを使用しているため耐久性もあり、歯ブラシ代わりにもなります。
ファーミネーター イエロー 大型犬 短毛種用 L サイズ
抜け毛の時期にはアンダーコートが凄く抜けますので、毛のお手入れには必需品です。