ラブラドールレトリバーの平均寿命は？長生きさせるための３つの秘訣を紹介！

大型犬であるラブラドールレトリバーの寿命は、小型犬や中型犬に比べて短いといわれています。

しかし、誰もが可愛い我が家のラブラドールレトリバーの寿命を伸ばしてあげたいと思っているはず！

ラブラドールレトリバーを長生きさせるためには、効果的な3つの方法があります。

愛犬を元気に長生きさせたい方は必見です！

ラブラドールレトリバーの平均寿命

まずは、ラブラドールレトリバーの平均寿命についてです。

ラブラドールレトリバーの平均寿命は一般的に10～12年といわれています。

大型犬は小型犬や中型犬に比べて老化速度が早いです。

また、食事や運動などの生活環境によっても寿命が大きくかわってきます。

我が家の可愛いラブラドールレトリバーの寿命を少しでも延ばすためには、なるべくストレスのかからない、最適な生活環境を整えてあげることが長生きに繋がるといえます。

なぜ大型犬は小型犬や中型犬に比べて寿命が短いの？

ラブラドールレトリバーが小型犬や中型犬に比べて寿命が短いのは、諸説あるようですが、以下の事柄があげられています。

細胞分裂の回数

大型犬は自分の大きな体を維持するために、小型犬や中型犬よりも多く細胞分裂しています。

しかし、細胞分裂の回数には限度があり、回数が増えれば増えるほど老化は進み寿命が短くなるのです。

また、細胞分裂を繰り返すとガン細胞の発生率も高めるため、短命になってしまうと考えられています。

体に対する臓器の比率

体の大きさに比べて心臓などの臓器が小さい大型犬は、日常的に体に負担をかけているとされています。

このような日常的な負担は、細胞の老化を早める原因となり、大型犬の寿命を短くしてしまうのではと考えられています。

遺伝子の量

犬の体の大きさは、IGF-1遺伝子によるIGF-1因子が決定しているという考え方があります。

これによると、IGF-1因子の分泌量が多いほど体が大きくなり、短命になりやすいとされ、大型犬が短命となる原因として指摘することも少なくありません。

寿命が短くなる最大の原因は病気です

以前にもお話しましたが、ラブラドールレトリバーのかかりやすい病気をご紹介しました。

ラブラドールレトリバーは胃捻転（いねんてん）や悪性腫瘍などの病気にかかりやすい犬種です。

• 胃捻転（いねんてん）・・・急に犬の腹部に拡張が起こり、ゲップや吐き気が起きても嘔吐できず、大量のよだれを垂らし落ち着きなくウロウロとし始めます。
• 悪性腫瘍・・・顎（あご）、脇の下、内股、膝（ひざ）の裏側など、体表リンパ節が腫れてしまいます。

可愛いラブラドールレトリバーが病気になって手当が遅れたりすると病状が悪化したり、治療も長くなり寿命が短くなってきます。

日頃からスキンシップをして、病気やケガに注意してくださいね。

病気を早期発見するためにも、年に１～２回の定期健診をオススメします。

以下の記事では、ラブラドールレトリバーがかかりやすい病気について紹介しています。

こちらの記事も合わせて読んでみてくださいね！

【飼う前に知っておこう！】ラブラドールレトリバーのかかりやすい病気について！

ラブラドールレトリバー人間でいえば何歳？

次の表は、ラブラドールレトリバーの年齢と人間の年齢の比較になります。

ラブラドールレトリバーは、1歳を過ぎると1年が人間の5歳分に相当します。

ラブドール・月齢	人間年齢加算	成長レベル
3ヶ月	4歳	子犬
6ヶ月	7歳半	子犬
1歳	15歳	子犬
1歳半	19歳半	子犬
2歳	23歳	成犬
3歳	28歳	成犬
4歳	33歳	成犬
5歳	38歳	成犬
6歳	43歳	成犬
7歳	48歳	シニア犬
8歳	53歳	シニア犬
9歳	58歳	シニア犬
10歳	63歳	高齢犬
11歳	68歳	高齢犬
12歳	73歳	高齢犬
13歳	78歳	高齢犬
14歳	83歳	超高齢犬
15歳	88歳	超高齢犬

10歳を過ぎると高齢犬になり、これから先は健康を維持していかないと長生きが出来なくなってしまう年齢になってしまいます。

平均寿命はあくまでも目安として、日頃からラブラドールレトリバーの健康管理に気を使い、少しでも長く元気でいられるようにサポートしてあげてください。

ラブラドールレトリバーを長生きさせる秘訣3選！

大切な家族のラブラドールレトリバーですからこそ、いつまでも健康で長生きしてもらいたいですよね(*^^*)

しかし、ラブラドールレトリバー自身で寿命を延ばすことはできません。

ラブラドールレトリバーが、生涯元気でいられるかは飼い主さん次第です。

毎日のお世話のしかたで、ラブラドールレトリバーの寿命が決まってきてしまいます。

• ラブラドールレトリバーの寿命を延ばすには食事が秘訣！
• ラブラドールレトリバーの寿命を延ばすには運動が秘訣！
• ラブラドールレトリバーの寿命を延ばすには定期検診が秘訣！

それぞれの秘訣を具体的に解説していきますね。

ラブラドールレトリバーの寿命を延ばすには食事が秘訣！

ラブラドールレトリバーは、食欲旺盛です。

飼い主さんが油断してラブラドールレトリバー欲しがるままに、食事やおやつをあげすぎると直ぐに太ってしまいます。

肥満は万病のもと！

肥満になると寿命が短くなるといわれていますので、1日に与える量を決めて、バランスの良い食事を心がけてください。

ドッグフードもいろんな種類があります。

バランスのとれたドッグフードをオススメします。

以下の記事では、オススメのドッグフードを5つ紹介しています。

ラブラドールレトリバーの健康を考えたドッグフードのおすすめ6選！

ラブラドールレトリバーの寿命を延ばすには運動が秘訣！

ラブラドールレトリバーは猟犬として活躍していただけあって、とても体力がある犬種です。

そのため、相当量の運動が必要だといえます。

運動時間の目安は最低、朝と晩に各30分以上です。

普段の散歩はもちろんのこと、ドッグランや公園などの広い場所で、ボール投げやフリスビーなどを使って思いっきり走る機会を作ってあげることが大切です。

そうすることで、体力作りだけではなくストレスも発散できるので、ラブラドールレトリバーの寿命を延ばすことができます。

ただし、高齢になり足取りが重くなったと思ったら、散歩のルートを変えて階段の昇り降りや段差がない平坦な道を選んで、足腰への負担を減らすこを心がけてください。

無理をせず、のんびりと休憩をいれながら散歩をすることが、高齢になったラブラドールレトリーバーにとって最適な散歩時間になりますよ。

ラブラドールレトリバーの寿命を延ばすには定期検診が秘訣！

ラブラドールレトリバーの寿命を延ばすには、年に1～2回は定期健診することをオススメします。

先ほどもご紹介しましたが、寿命を延ばすためには病気にならないことはもちろんのことですが、病気を早く発見し治療することが大切です。

飼い主さんだけでは、隠れた病気までは発見することができません。

動物病院で、血液検査やレントゲン、超音波検査などをしてしっかりと検査さすることが大切です。

悪性の腫瘍も、小さい状態で発見できれば治療も可能です。

高齢になると、病気にかかるリスクも増えますし、治療にも時間がかかってしまうこともあります。

その分、入院や通院の日数がかかり治療費も数十万円とかなり高額になるのです。

病院にかかる回数が多くなって来ると、費用面で不安が出てきますよね。

ペット保険に加入していれば費用を負担してくれます。

大きな金額がかかる時に、少しでも負担してくれるのはとっても助かりますよね(*^^*)

以下の記事では、ラブラドールレトリバーのペット保険の選び方についてまとめています。

こちらの記事も読んでみてくださいね。

【重要！】ラブラドール・レトリバーのペット保険は必要？ペット保険の選び方！

【まとめ】ラブラドールレトリバーの寿命を延ばすには

ここでは、ラブラドールレトリバーの寿命を延ばすための秘訣についてお伝えしました。

ラブラドールレトリバーは、飼い主さんに愛され、「自分を家族の一員として必要とされている！」という思いを感じることに何よりも幸せを感じています。

そのため、子犬のときから、食事や運動に気を使いながら、ラブラドールレトリバーも飼い主さんもストレスのない楽しい毎日を過ごすことが長生きに繋がる秘訣です。

老犬になった場合でも、老化は病気ではありません。

老化とは何かを理解し、上手に付き合っていけば、高齢になったラブラドールレトリバーも健康を維持して生活ができますよ！(*^^*)